ヒースローだけじゃない!ロンドンの6つの空港のおすすめとアクセス

こんにちは!Chiyoです。

日本からのロンドンの空の玄関口といえばヒースロー空港ですが


実はロンドンには6つも国際空港があるんです。



経由便でロンドンに来る場合はヒースロー空港以外を選んだほうが便利なことも。

この記事ではロンドンの6つの国際空港の特徴と場所からおすすめな選び方を紹介します。


この記事を読めばスカイスキャナーでロンドン行きのフライトで知らない空港名が出てきても落ち着いて航空券を選べますよ!

ロンドンの6つの空港の場所

まずはロンドンにある6つの空港の場所を地図で見てみましょう。
かっこ内のアルファベットは空港のコード(IATA)です。




空港選びのポイント

観光でロンドンに来るという視点での空港選びのポイントは

  • 都心まで直通のExpress Trainがあるか
  • 滞在先へのアクセスがいい空港 
Express Trainがある空港を選ぶ理由は、観光客でもチケットの買い方料金が分かりやすいから。

バスや地下鉄、電車に比べて割高ではあるのですが、とにかくセンターに早く到着するので旅行の時間を有効に使えます。


もうひとつは滞在先から空港を選ぶ方法。
地図で見る通り、空港は東西南北に散らばっているのでもし選べるのであれば滞在先に近い空港を選ぶと便利です。


ひとつひとつ空港を解説します。

ヒースロー(HEATHROW)空港

日本からの直行便は全てヒースロー空港に着くので、利用する人も多いですよね。


ヒースローは唯一地下鉄(Tube)の通っている空港なので、空港への費用を抑えたい人にもおすすめの空港です。


地下鉄は片道6ポンドという格安価格ですが、時間は1時間強かかります。

なるべく早く市内に着きたい人はExpress Trainのヒースローエクスプレスがおすすめ!


なんと15分でパディントン駅に着いちゃいます。
ホテルをロンドンの西側に取っている場合は特に便利ですね。



ヒースローエクスプレスの難点は値段が高いこと。

1人分の片道チケットを当日購入すると22ポンドから25ポンドします。

節約方法はヒースローエクスプレスを安く乗る方法。で書いているのでヒースローエクスプレスを検討している場合はあわせて読んでみてください。

とても便利なヒースロー空港なのですが、利用する際のデメリットは

入国審査(UK Border )にとにかく時間がかかること。

たくさんの国際線が乗り入れている関係で、アジア便やアメリカ便と到着が重なった時は途方に暮れるほど列が長くなります。(EUとNon-EUで列が違うのでヨーロッパ便の場合はあまり私たちの列に影響しません。)


1時間程度かかることもざらなので、夕ご飯などの予約は到着日は余裕を持って設定しましょう。

ガドウィック(GATWICK)空港

ヒースロー空港の次に大きい空港が南にあるガドウィック空港です。

最近は韓国や中東からの乗り入れも多く、日本からの経由便で選択できる機会もありますよ。

テムズ川より南に宿を取っている人はガトウィック空港はとても便利です。
地下鉄の駅はないのですが、電車がロンドンブリッジ間を30分で繋いでいます。



ガドウィック空港からのExpress TrainはVictoria駅まで直通でこちらも30分で到着します。

スタンステッド(STANSTED)空港

スタンステッド空港はロンドンの北に位置していてヨーロッパ便がメインです。
格安航空(Easy JetやRyan Air)を利用する場合にもよく使い、北や東にホテルがある場合はおすすめの空港。




Express Trainが空港からリバプールストリート(Liverpool street)まで出ているのでショーディッチ(Shoreditch)エリアに宿を取る場合は便利な空港です。

地下鉄Victoria LineのTottenham Hale駅で乗換えが必要ですがストラットフォード(Stratford)まで行くことができますよ。

Figure courtesy of stansted airport
Express Trainの値段は当日券の場合16ポンド、前売りやグループチケットで買うともっと安くなります。

ロンドン行きの電車はExpress Trainしかないので、もし早朝や深夜便の場合はNational Express(長距離バス)かタクシーを使うことになります。

ロンドンシティ(LONDON CITY)空港

6つの空港の中で一番ロンドンの中心に近い空港です。
便数は上の空港と比べてかなり少ないのですが、東、南東にホテルがある場合はとても便利です。


TUBEの代わりにDLRという電車が走っていて8-15分おきに出発、30分以内に東のStratford、中心のBank駅に着く便利さです。
空港もZone.3に位置しているので、交通費も3.3ポンドとお得。

Express Trainがないのでオイスターカードが必要になります。
DLRやバスが動いていない深夜、早朝の便はタクシー利用が必須。

ルートン(LUTON)空港

ロンドンの北西に位置するルートン空港。

Express Trainがなかったり、電車(ThemesLink)に乗るために空港からシャトルバスを利用する必要があったりとちょっと不便なルートン、テムズ川より南、もしくは東に住んでいる場合は避けたほうがいいかもしれません。

もし北のSt.Pancras International (ハリーポッターの駅で有名、Kings Crossと繋がってます)の近くに住んでいるのであれば電車で1時間以内なので利用してみてもいいかも。


National Express(長距離バス)はルートン空港からあるので、ホテルの場所によってはバスを使ったほうが便利かもしれません。


サウスエンド(SOUTHEND)空港

ロンドンの東に位置するサウスエンド、6つの空港の中で唯一利用した経験のない空港なのですが、規模がロンドンシティのように小さく入国審査をかなり早く抜けることができるそう。
もし東や北に住んでいれば便利ですね。

Express Serviceはないのですが、電車がストラットフォード(Stratford)、リバプールストリート(Liverpool street)まで直通であり1時間以内に着きます。



National Express(長距離バス)はロンドンと空港間にはありません。

ヒースローだけじゃない!ロンドンの6つの国際空港の上手なえらびかたのまとめ

最後に空港のえらびかたについてまとめます。
簡単にロンドンをエリアごとに色分けしてみたのでエリアごとのおすすめの空港を書いておきます。

かなりざっくりと分けているので、どうか参考程度にご覧ください。




黄色エリア(北西):ヒースロー 空港

エリアの東寄りでKings Crossに近ければルートン空港もあり。


赤色エリア(北東):スタンステッド空港 ロンドンシティ空港 

エリアの東寄りでストラットフォードに近ければサウスエンド空港もあり。

青色エリア(南東):ロンドンシティ空港 ガドウィック空港

緑色エリア(南西):ヒースロー空港 

エリアの東寄りでクロイドンに近ければガドウィック空港もあり。

滞在先に合った空港を選んでロンドンの旅が楽しいものになりますように。